Interview

職員インタビュー

人工内耳の装着、介護士の道へ

2021年入社 あすくの里 勤務T・I

聴覚障害者に介護の魅力を伝えたい

私は1歳の時に聴覚障害が発覚しましたが、人工内耳の装着と聴覚教室での学習により、言語を習得することができました。大学時代には聴覚障害者施設で実習を行い、その経験を経て、この施設に入社しました。仕事を通じて、当初は介護を拒否していた入居者と心を通わせることができた経験は、私にとって大変印象深く残っています。私は、介護技術と手話のスキルを向上させることを目指しており、より多くの聴覚障害者が介護職に就けるように努力しています。

専門的なケアを提供できるようになること

福祉の道を選んだ理由は、自身も聴覚障害を持つ一人として、同じ環境にある人々に対する理解と支援を深めたいと思ったからです。大阪聴覚障害者福祉会で働くことは、私にとって挑戦と成長の機会を提供しています。特に印象深いのは、コミュニケーションが困難だった入居者との距離を縮め、信頼関係を築いた経験です。これは、私の介護職としてのキャリアにおいて、非常に価値ある成果です。今後は、介護福祉士としての資格を取得し、より専門的なケアを提供できるようになることを目指しています。

法人の魅力・介護の魅力を発信したい

私の長期的な目標は、ろう者が介護職においてより多く活躍する機会を創出することです。これを実現するためには、若い世代へ私たちの職業の魅力を効果的に伝える必要があります。介護の現場での実体験に基づいたリアルな声を共有することで、若者たちに新しい視点を提供したいと思います。私たちの経験と挑戦が、次世代の介護職員を育成し、聴覚障害者の支援に関する未来を明るいものにできるよう願っています。

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