Interview
職員インタビュー
聴覚障害者と聴者が互いの世界を知る
2020年入社 なんなん 勤務M・M
手話と言葉の架け橋を築く
生まれつき聴覚に障害を持つ私ですが、高校まで特別支援学校に通い、その後、健常者と共に学ぶ大学生活を送りました。この経験は、私にとって大きな挑戦であり、多くを学ぶ機会でした。今、手話が第一言語である私が、聴者と聴覚障害者の架け橋として働くことに深い意義を感じています。私が目指すのは、手話と言葉の両方を使った豊かなコミュニケーションで、すべての人が理解し合える社会の実現です。
互いを理解するための手話
自身の経験してきた、聴覚障害者としての生活と聴者と交流する生活の両方が私の視野を広げました。大学生活を通じて、聴者との関わりが増えたことで、私は手話が持つ力をより多くの人に知ってもらいたいと強く感じるようになりました。手話を通じて、聴覚障害者と聴者の間のコミュニケーションの壁を低くすることが、私の使命です。一緒に手話を学び、理解し合うことで、より寛容で包容力のある社会を作ることを目指しています。
すべての人に優しい居場所
私の働く施設では、聴覚障害者だけでなく、聴者も歓迎しています。この場所を、互いに理解し合えるコミュニティの象徴として育てたいと思っています。聴覚障害者として、聴者と共に生活してきた経験を活かし、両者が安心して交流できる環境を作り出すことが私の目標です。手話を通じて、聴覚障害者と聴者が互いの世界を知り、尊重し合えるような、温かく開かれた場所を提供し続けることを約束します。